きらめき-蘇る- LIVE 2DAY秋田(2020)
Episode
コロナ禍のはじまり。
こどもたちの通う小学校の突然の休校。
言葉にならない 言葉にしたくない
ずっしりとした空気感。
その最中、わたしは43回目の誕生日を迎えた。
ひとり、瞑想する時間を得て、
私自身が母から生まれてきた時の
記憶と感情を再体験した後、
”バンッ!"という弾け飛ぶ強烈な音が
子宮から身体、部屋全体に鳴り響いた。
その衝撃とともに、脳裏には”4人目”という文字が
くっきりと浮かび上がった。
そしてわたしはそのまま妊娠し、
妊娠8ヶ月を迎えた9月末。
きらめき-蘇る-2DAYS秋田ツアーが実現していた。
[即興曲Episode]時を超えた約束
人の人生。それは、出会いと再会の物語。
”DreamTime”というsolopianistとして
はじめてリリースした
フルアルバムが、ご縁を運び、
音旅を形づくるこの機会へ。
この出会いを通じ、
人の人生にながれる壮大ないのちの物語が
表に現れた。
まさに、魂の再会であると、実感する出会い。
大仙市にあるcafeDijuDijuママ祐子さんと
ご主人の寛さん。
DAY1の会場として、
長年弾かれなくなっていたアップライトピアノがある
cafeDijuDijuに隣接するご自宅の居間を
解放してのコンサートとなった。
ピアノが蘇っていく姿は、
コロナ禍という人類の危機を迎え、
如何に生きるべきか?を問いかけ、
象徴するかのようだった。
まるでパイプオルガンのように
部屋中に身体中に響き渡る音色。
まるで讃美歌のように天から降り注ぐ音。
即興曲が次々と誕生。
MVに挿入した曲はすべてその時の即興曲。
DAY2は、五城目町の旧小学校へ。
絵筆や手指で絵を描く爆発的なエネルギー
笑い声
鳥のさえずり
わたしたちは導かれるように和になった
生を祝った。
-爆発的な熱源- が 内側から こだましていた
”和合”
ただ体験がおこる!そのような場が
如何に形作られるか?を、
肉体をもって強烈に体験した瞬間だった。